Javaで繰り返し処理(ループ処理)を行う書き方として、for文とwhile文が使われます。
それぞれの使い方を説明してみたいと思います。
for文
まずはfor文の使い方になります、基本的な書き方は下記のようになります。
初期化した変数が、繰り返しの度に変化式の通りに変化し、繰り返し条件を満たすまで繰り返されます。
for (初期化; 条件; 変化式) {
// 繰り返し処理
}
具体的に下記のように書くと、0で初期化したiが繰り返しの度にi++なので1ずつ加算され、
5未満の間は繰り返し処理が行われ、5になったタイミングで繰り返し処理から抜けます。
for (int i = 0; i < 5; i++) {
System.out.println(i);
}
上記を実行すると
0
1
2
3
4
となります。
別の書き方で配列を直接条件式に指定する下記のような書き方もできます。
配列の中身を1つずつ取り出し、配列の中身が無くなるまで繰り返し処理が行われます。
for (配列の中身; 配列) {
// 繰り返し処理
}
具体的に下記のように書くと、strarrに3つ文字列が入っているので3回繰り返されます。
String[] strarr = {"神戸牛", "佐賀牛", "田村牛"};
for (String str; strarr ) {
System.out.println(str);
}
上記を実行すると、strarrの中身がにつずつ処理され下記のような結果になります。
神戸牛
佐賀牛
田村牛
while文
次にwhile文です、書き方は下記になります。
条件式がtrueの間は繰り返し処理が行われ、falseになったタイミングで繰り返し処理から抜けます。
while (条件式) {
// 繰り返し処理
}
具体的に下記のように書くと、繰り返し処理の中でi++し、iが5になったタイミングでboolをfalseにしているので、そのタイミングで繰り返し処理を抜けます。
boolean bool = true;
int i = 0;
while (bool) {
System.out.println(i);
i++;
if (i == 5) {
bool = false;
}
}
上記の実行結果は下記になります。
0
1
2
3
4
注意として下記のように書いてしまうと、boolがfalseになるタイミングが無いので、
無限ループに陥りますので注意が必要です。
boolean bool = true;
int i = 0;
while (bool) {
System.out.println(i);
i++;
}
プログラムでループ処理は必ず使う基本中の基本になるので、しっかり使いこなせるようにしましょう。
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