LinuxでDNSサーバーを指定するには通常 /etc/resolv.conf を書き換えます。
vi /etc/resolv.conf
nameserver XX.XX.XX.2 ←EC2ではデフォルトは第4オクテットが2にデフォルトのDNSサーバーがいます
ここを指定したいDNSサーバーのIPに書き換えます。
vi /etc/resolv.conf
nameserver 8.8.8.8
通常であればこれで書き変わるのですが、Amazon Linux 2023では再起動したり暫くたつといつの間にかデフォルトのXX.XX.XX.2に書き変わってしまいます。
そうなる原因としては、systemd-resolvedというものが動いていて、こいつが書き換えてしまうそうです。
これの対処方法ですが、/etc/systemd/resolved.conf を書き換えることで対応できます。
vi /etc/systemd/resolved.conf
DNS=8.8.8.8
開くとDNSの部分がコメントアウトされてると思いますので、コメントアウトを外して、指定したいDNSサーバーのIPを設定してあげます。
設定したらsystemd-resolvedを再起動します。
systemctl restart systemd-resolved.service
これで勝手に書き変わらなくなれば完了です。
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