EC2のルートディスクをEBSのデタッチをせずに拡張する方法です。
まずはAWSのコンソールでEC2にアタッチされたEBSを拡張します。
ディスクを拡張したいEC2で、「ストレージ」のタブを選びます。
アタッチされたEBSが表示されるので、拡張したいEBSのボリュームIDをクリックします。
ボリュームの詳細が表示されるので、チェックを入れて、右上の「アクション」から「ボリュームの変更」をクリックします。
ボリュームの変更画面に遷移するので、「サイズ」へ拡張したいサイズを入力し、「変更」ボタンへサイズを変更します。
これでボリュームは拡張されましたが、Linuxで拡張されたボリュームを使うには、Linux側でファイルシステムの拡張を行う必要があります。
LinuxへSSHで接続し、lsblk コマンドで確認します。
ボリュームは追加されていますが、パーティションが拡張されていないため、追加分が使えていません。
$ sudo lsblk
NAME MAJ:MIN RM SIZE RO TYPE MOUNTPOINTS
nvme0n1 259:0 0 16G 0 disk
├─nvme0n1p1 259:1 0 8G 0 part /
├─nvme0n1p127 259:2 0 1M 0 part
└─nvme0n1p128 259:3 0 10M 0 part
「nvme0n1」のデバイスのパーティションを拡張します。
$ sudo growpart /dev/nvme0n1 1
パーティションが追加したボリュームと同じ16Gになりました。
$ sudo lsblk
NAME MAJ:MIN RM SIZE RO TYPE MOUNTPOINTS
nvme0n1 259:0 0 16G 0 disk
├─nvme0n1p1 259:1 0 16G 0 part /
├─nvme0n1p127 259:2 0 1M 0 part
└─nvme0n1p128 259:3 0 10M 0 part
次にxfs_growfsコマンドで”/”にマウントされたファイルシステムを拡張する。
$ sudo xfs_growfs -d /
これで追加した16Gをルートで使えるようになります。
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